女性アナウンサーの朗読グループ
スイミー有限責任事業組合(Swimmy LLP)
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「ふるさとにかえりたい」
マーシャルの海と第五福竜丸の軌跡
2017年7月29日(土)17時開演
座・高円寺2にて
この公演は終了しました
<プログラム>
●オープニング 「杉並から世界へ」
全国中学校放送コンテスト優秀賞受賞作品
●第1部 朗読劇「第五福竜丸の軌跡」
出演:スイミー、杉並区立泉南中学校放送演劇部、女子美大附属高等学校演劇部
●第2部 朗読「ふるさとにかえりたい」
〜リミヨおばあちゃんとヒバクの島
特別ゲスト
元第五福竜丸乗組員 大石又七さん
第五福竜丸展示館学芸員 市田真理さん
SPECIAL THANKS
Alex Hatton & Marc Leuterio
主催・企画 スイミーLLP
共催 杉並区
演出 青柳 由美子
音楽 作曲、ピアノ 東 恵以子
ギター 土屋 祐介
戦後の食糧難のために遠洋までマグロを捕りにいっていたマグロ漁船です。
第五福竜丸は1954年3月1日に太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁でアメリカが行なった水爆実験によって被害を受けました。
現在は東京夢の島で「第五福竜丸展示館」として甦り、日本全国から訪れる学生たちに核のない世界と平和の大切さを伝えています。
マーシャル諸島共和国は太平洋に浮かぶ島国で、首都のあるマジュロ環礁を中心に29の環礁と5つの独立した島から出来ています。
サンゴでできた環礁は輪の形をして並んでいて、その美しさから「太平洋に浮かぶ真珠の首飾り」と呼ばれています。その1つ、原水爆実験地のビキニ環礁は、2010 年 7 月、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により、世界遺産に登録されました。
しかしそれは美しい自然遺産としてではありません。
「珊瑚礁の海に沈んだ船やブラボー水爆の巨大なクレーターなど、核実験の証拠を保持している。繰り返された核実験はビキニ環礁の地質、自然、人々の健康に重大な影響を与えており、平和と地上の楽園とは矛盾したイメージをもち核時代の夜明けを象徴している」これが世界遺産登録の理由なのです。
実験が行なわれた島に近い環礁の住民は、60年を経た今もふるさとに帰ることはできません。